写録造

自作パラボックス PertⅡ

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音声のバックアップにと、以前自作したパラボックスは、運用を重ねると2点ほど不都合なところが出てきた。

レコーダー側の入力は♀なので、パラボックス(以下PB)の入力も♀で製作した。
マイクの出力側は♂なので、通常は♀受けで問題ない。

しかしホールの吊りマイクを使用しそのマイク信号を受ける時は、その送り出しであるパッチパネルの端子が♀の場合がほとんどである。

送り出しが♀、受け側も♀。これだと接続できないので♂-♂変換アダプターを使用していた。

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だが、このアダプター、長さがそこそこありパッチパネルからも飛び出るので、通路などに設置してある場合だと、引っ掛けられないかとヒヤヒヤものである。

♂ー♂ケーブルを自作するかとも考えたが、無駄に接点が増えるのもイヤだし、準備忘れた場合などのリスクもある。


もう一つは、PBの出力はケーブル直出しで製作している。
手元に設置するものなのでケーブル長さが毎回決まっており、ケーブルの準備忘れリスクをなくすためだった。

だが、ケーブルの長さをよく考えずに適当に切ったので、結論から言えば短かったのだ!
レコーダー側はこれで良いのだが、カメラ側が短かった。
三脚を最大に伸ばすと、PBが宙ぶらりん状態になってしまう。笑)

なので別途ケーブルで延長していた。
準備忘れと、接点が増えるのを回避するべくの思いだったが、本末転倒である。

そこで清く作り変えることにした。
レコーダ側のケーブルとXLR♀端子は流用して、新たにXLR♂にパラってカメラ側のケーブルを長くした。

これで、♂でも♀でも受けれるようになり、カメラへ余裕で接続でき、♂端子はそのままでは剥き出し状態なので、カバーをつけた。

前回同様、配線は 至極簡単だが、ケース加工が面倒!
なぜ?丸穴ではダメなのだろうか?回転防止のため?ならば一箇所の切り欠きだけで良さそうなのに?何故こんな変形穴を開けなくてはならないのか?
プラケースだと簡単だが、シールドできないので金属ケースは必須!

まぁ、ボール盤とホールソーとルーターがあるのでボヤくほどでもないのだが^^;


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# by studio-fe | 2017-10-14 23:55 | 自作&機材

大阪音楽大学・発表会

発表会の撮影依頼が3本。
いずれも、大阪音楽大学の学生さんの発表会。
門下生の物が2本と、クラブ活動の物が1本。

石橋先生門下発表会は例年同じく、ソロとミュージカル。
ソロの方はウエストアップ・全身・ピアノを含めた引き画・舞台全景と、いずれも4Kマルチカム収録の為、
歌いはじめの前に、個々身長差のフレミングを微調整するぐらいで、ほとんど全てのカメラアングルは固定である。
のち、ポスプロで4Kズームを用いて画面に動きを付ける。

ミュージカルは、稽古ビデオを熟見して、コンテを作り本番に挑む。
これも4Kマルチカム収録なので、ポスプロで演者の動きはそこそこフォローできる。
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そして田中先生門下発表会も前半はソロで、後半は卒業学年生が田中先生とデュオと最後に全門下生のオペラ合唱。
今回の撮影は演者さんの動きが少なかったので、すこぶる楽であった。
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最後はオペラ研究部の研究発表会。
初めての依頼だが発表会自体は56回目とのこと、歴史のある部活である。

今回は、全編オペラ劇でしかも全てイタリア語。
通し練習の映像をあらかじめ頂いたのだが、イタリア語のためストーリーはちんぷんかんぷん。
調べて見るに、あらすじはわかったのだが、資料にする日本語訳の動画も見当たらないので、ディテールはさっぱりわからず。
喋っている内容がわからないと、コンテを作ることができない。

そこで昨年の「音大有志によるミュージカル」同様、4Kマルチカムの出番である。
今回は舞台幅が狭いので、上手・下手半分半分と全景の固定カム、それと後方斜め後ろからのリモートカムがそれぞれ4K。
これで演者がどこにいて半身は4Kズームでフォローできる。

そして4Kのオペレートカムは、演者の動き始めから遅れてのフォローだが、
そこはポスプロで固定カムの4Kアップとうまくつなげる。

HDカム2台を上手・下手の舞台袖にも設置して計7マルチカムでの撮影。

本番ではプロジェクターで字幕が映し出されるので、これも別途収録。
この字幕映像を頼りにストーリーを把握して、ポスプロにてカット割りを行った。

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自身の編集画面は、ビンとベクトルスコープ画面と、タイムライン画面と、マスター画面の3画面を横ならべで使用している。
見ての通り、ミュージカルやオペラのこの手の編集は、カット数がハンパでないので大変である。


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# by studio-fe | 2017-06-03 00:04 | 舞台裏

遊んでみた

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今では、防湿庫の肥やしとなった、Canonの iVIS HV30 。
当時は高画質と言われた機種で、それなりにお世話になったが、昨今はまず出番がなく、DVテープももう売っていないのでは?
しかし、これのHDMI端子からは1080iがスルー出力しているので、USTREAMでも使えるかな?
との思惑で今まで温存していた。

ヒマな時間があったので、DSLR時代に使っていたサポートロッド類を使い、メモリーカード録画出来るカムコーダーを組んでみた。

外部レコーダーには、IOデータのGV-HDRECを使用。
これはパソコンなど無くとも、HDMI入力のあるTV・モニター・プロジェクターがあればファイル録画・再生ができる。
手軽なプレゼンやイベントなどの再生や、資料映像としてのリアルタイム録画などで重宝している。
スペックはMPEG-4 AVC/H.264 1080p/60fps 32~36Mbps、で記録可能

今回HV30のHDMI出力を入力して、出力側を改良フィールドモニターに接続、ここで録画状態などをモニターできる。

電源はHDRECが5Vで駆動するのでモバイルバッテリーを使用して、それぞれをサポートロッドで仕上げてみたが、
ビデオカメラ単体の数倍の体積の大層なものになってしまった。

だが、遊びと思えばあながち嫌いでもない。使うかどうかは別として…。
暫く飾って眺めているか・・・。
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①  ハンドルグリップ 
② 自作ショックマウントマイクホルダー@水道管を流用した自作品
③ AZDEN単一指向性ステレオマイク
④ 自作フェイクファー@生地や購入したファーを既存のスポンジフォルダーに接着
⑤ モバイルバッテリー
⑥  DSLRカメラマットボックス
⑦ 改造スマホホルダー@グリップが弱いので引っ溝に喰い込むようにしている
⑧ クイックリリース@マンフロッドHVシリーズに共通のプレートが装着できる
⑨ サポートロッド
⑩ 自由雲台
⑪ 改造スマホホルダー
⑫ SDカードレコーダー
⑬ 自作USBカールコード
⑭ フレキシブルマジックアーム
⑮ 改造フィールドモニター
⑯ 自作モニターフード


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上記書き込みは改造方法を明記したもので推奨したものではありません。 改造を行う事によって機器の不具合や破損や事故、また保障が受けられなくなる恐れがあります、行われる場合はご自身の責任判断で行いください





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# by studio-fe | 2017-05-21 23:15 | 自作&機材

某サロンでのライブ演奏

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当初は生音のみでの企画だったらしいのだが、BGMやMCでPAの必要があり、ごく軽く組んで欲しとの依頼だったので、ステージパスを用意した。

マイク数本と天井高の無い場所なので、SPスタンドは小型軽量の物で済ませることに。

PAが入ることを知らされていなかったギター演者さんが、エフェクターのため小型アンプを持参されていたが、こっちのほうが音が良いので有難い。
という事で1チャンネル分お譲りした。

暫し、ワインと音楽で心地よい空間が生まれることに。









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# by studio-fe | 2017-04-18 22:17 | 舞台裏

ミュージカル撮影

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現役音大生主催のミュージカルの撮影依頼が入った。小規模なものを撮影したことはあるが、今回は3時間弱に及ぶ本格的なもの。
照明・大小道具・衣装などを芸大有志方々が協力され、編曲・脚本・演出・デザイン、果ては当日の運営・設営・運搬のニンク等々、それに伴奏は生演奏だ。
延にすれば100人近く関わっているのではないだろうか。

楽曲の発表会や演奏会と違い、ミュージカルはとにかく演技が神出鬼没である。
上手の演者が歌いだしたと思えば下手の演者が歌いだす、それも4小節ぐらいで交互に、それも動きながら・・・^^;)
セリフの掛け合いも多いし、激しい動きのダンスも多い。しかし主演をメインで追ってばかりいると、とんでもないことになる。
脇で重要な動きをしている役者がいたりする。ここを逃すとストーリーがつながらない、てな事もおきてくる。
むろん今回もワンマンオペなのだが、もうワンマンでは到底フォローできないレベル!

これは、稽古収録ビデオのチェック時からわかっていたことなので、対策をしての当日の撮影。その対策とは?
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舞台全体を3分割にしてそれぞれを4Kカムに振り分ける。上手カム、中央カム、下手カムである。そして全体を撮る引きの4Kカム。
これで演者がどこにいても4Kズームで全身像の寄りが撮れて、舞台全体の1/4寄りが横移動で自在に操れる。

ポスプロで、動き初め前からその役者にいずれかの4Kカムの4Kズームで寄って、遅れて追随したオペレートカムをタイミングを取ってバストアップなどのアングルへと切り替える。
重要な場面などはコンテや記憶で事前にオペレートカメラは振っているのだが、全てのシーンでは到底無理な事。
何十回とゲネP映像を見て熟知(セリフを憶えるほど)したつもりだが、一発勝負で完璧なカメラ振りは不可能。

その他に上手斜め後方からのリモコンオペレートカムと、舞台淵左右から置きHDカムを1台づつ配置して、全8カム+吊りマイクからのPCM録音が今回の規模。

芸大の備品なのか、多数の照明器具が搬入設置され、ピンスポも2台。このピンスポが場面によってはフル照度?で肉眼でも眩しいぐらい。
それが役者2人に別々にあたっていたのが、2人が重なるとピンスポも2重(笑)
その場合は照度を落として欲しいのだが、いかせんオペレーターは学生さん。で、その部分は飛びまくり^^;)
この部分をゼブラ100%にすると今度は暗部が潰れまくり、暗い場面では何が写っているのやらさっぱり・・・となる。

照明に関する全カムのアイリスの調整設定は当日のリハーサル時のみで、本番のリアルタイムで調整できるのはせいぜい2台くらい、
これとて後の編集段階で他のカムが撮影したクリップとつなぐことになるので、極端にはいじれない。
場面が同じなのに明るさが違う画面がつながることになってしまうからだ。

飛ばしてしまった部分や潰してしまった部分もあったが、ポスプロ作業で概ね妥協点に持っていくことが出来た。
ただ調整にかなりの時間がかかってしまい、当初の納品時期が倍近くになってしまったが。

当日の仕込みやバラシ時間は十分あったので作業自体は楽だったのだが、古いホールだったので音響パッチがない。
イヤ!なくはないのだが、ホール最後部壁際左隅にXLRが1個、その反対側の右壁際隅にもう1個、
合わせて2箇所でステレオ・・・こんなホールは初体験^^:)
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聞けば、構想から本番まで1年と数ヶ月の期間だったらしく、学業もあることだろうに若い人のパワーには感服次第である。


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# by studio-fe | 2017-03-01 10:54 | 舞台裏

SONY PXW-X70 4K録画中の外部出力 その2

何の期待もなく訪れたサイト、「PXW-X70用機器アップデートファームウェア」そこで目を疑ったのが「XAVC QFHD 記録中の外部出力」の項目。
つまりこのパッチを当てれば、ついに我がX70も、4K記録時に外部出力可能となる。

現在は4K録画を始めた瞬間、外部出力端子に接続したモニターはブラックアウトしてしまう。
自身は遠隔操作の無人リモートカムとしての運用用途なので、以前のブログにも紹介したが、遠隔モニターする為に、陳腐な手段を用いている。

さっそくパッチを入手してバージョンアップしたところ、HDMI・SDI・コンポジット共、4K録画時でも外部出力できた。

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だが排他仕様の為、本体液晶画面の画は表示されなく各種情報だけが表示されている。
上位機種のPXW-Z150でも排他仕様なのだから、ここは致し方ないところ。

スタンバイ時では従来どおり、本体・外部出力共、同時出力するので準備段階での設置調整は問題なく、
本番の録画時は無人になるので、本体表示が無くなっても、これまた問題ない。

外部出力には、各種情報値も漏れなく表示する。
今はモニターのみだが、LANCを使ったコントローラーでフォーカス・アイリス・SS・ゲインなどが調整可能となる。

リハで設定した設定値が、本番が始まると微調整したい場合がある。
特に舞台撮影は固定値では対応できない場合が多いが、リアルでコントロールできれば大いに助かる。
やはりポスプロの後処理ではなく、リアル現場でベスト値に調整するのが最善。
しかし、多機能コントローラーは高価、それなりの投資が必要になる・・・^^;)

これでサブカムとしてのX70は、画質・取り回しなどを含め、上々の仕上がりのカムコーダーになった。
予算が許せば、全サブカムをX70に統一したいくらいである。

また、コンシューマーだが弟機種のFDR-AX100も所有している。
中身はほぼ同じであろうから、このパッチを当てればどうなるか?
多分受け付けないと思うが?異常状態になるかも!?・・・試してみたいが、人柱にはなりたくない。
こちらもX70同様ファームアップで対応してもらいたい。

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大型フードを自作したので、ついでに紹介。
手持ちのフード(機種は忘れてしまったが)とX70の純正フードのアタッチメント部分のみを切り取り、それと融合させ、従来どおり脱着出来る大型フードに作り替えてみた。もちろんケラレもない。

業務機としてはいささか貧弱だったX70だが、そこそこ精悍に見える?様になった?だろうか?

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# by studio-fe | 2017-01-18 21:45 | 自作&機材

フィオーレローザ フルートコンサート 2016

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c0212458_0384434.jpg定期公演のフィオーレローザ フルートコンサートの撮影。
今年は舞台上手側にもカムコーダーを1台追加しての7カム撮影。
ニューアイテムのHX-A500の初出動だったが、結果は惨敗!

盛大な白トビで使いモノにならない映像。
マニュアル設定がなく、オートでの撮影でスポット設定にしていたのだが、やはり舞台撮影には荷が重い。c0212458_040813.jpg

























ローアングルでステージ全体を狙ったのだが、明部と暗部と差が極端だったのが敗因。
明度が同じで部分的な寄りアングルで、設置位置の制約や、カムが目立ちたくない場面での起用がベストなのかと思われる。

もう一つは、雲台アクセサリープレートを使い、三脚1台でカムを2台設置できるようにした。
省機材が目的で、これで三脚が1台少なくできる。
運用した結果、使いにくい部分もあり、現在は若干変更している。
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今回撮影直前に演奏者さんからアップの禁止要請があり、3人以上から寄らないでくれとの指示。
すなわち、画角に3人が最大の寄り画であるということ。
総勢10人だが前後2列なので、引きは5人で寄りは3人。
ズームは5人と3人の範囲、パンは両端1人ずつの範囲、ほとんどのカム操作が封印されてしまった。
楽なオペレートと言えばそうなのだが、ただでさえ被写体に動きが少ないのに、こちらも動けない、
また引き画に引き画をつないでもしょうがないので、3カム分をボツにした。
音楽的に言えばクレッシェンドなし!表現しようになく、面白くもなんともない。

例によって一部演奏曲をYouTubeへアップ済み。









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# by studio-fe | 2017-01-08 01:00 | 動画