Panasonic LUMIX DMC-GH1 改造
修理に出せば現行機のように、改造不可のプログラムに書き換えられる懸念があったが、大丈夫だった。
準備するのは、内蔵ファームを書き換えるためのプログラム「PTool」、これはロシア人ハッカー、Vitaliy Kiselev氏が作成した、Windowsプログラム。
これを使うとファームウェアの制限を解除することができ、特にビットレートを上げる事によっての画質向上が行える。
後は公式ファームウェアとカメラでフォーマットしたSDカードと満充電のバッテリー。
◎LUMIX GシリーズのPToolはココよりダウンロード可能。
http://panasonic.jp/support/global/cs/dsc/download/fts/index2.html
◎フォーサーズレンズ、カメラボディ 正式ファームウェア
http://panasonic.jp/support/dsc/download/fts/index.html
任意の場所(デスクトップなど)に作った任意のフォルダー内に、解凍したPToolと正式ファームウェアを置く。
任意のフォルダー(新しいフォルダ)内のPToolを起動させ公式ファームGH1_132をロードする。
PTool内のVersion incrementとPrevent version compareにチェックを入れる。
Patches for end usersの階層順からAVCHD Compression内の全てにチエックを入れ、各々のビットレートの数値を書き換える。
セーブコマンドから公式ファームより少ない数値のファイル名(例:GH1_001)で保存する。
このファイル(GH1_001)をフォーマットしたSDカードの最上階層にコーピー後、SDカードをGH1に挿入、バージョンアップした後、バージョンを確認、ボディーファームウェアVer.0.0となっていれば成功!SDカードを初期化し通常撮影。
自身のAVCHD Compression設定値は、
video Bitrete FHD/HD 30000000
video Bitrete H 17000000
video Bitrete L 17000000
Over all Bitrete 33000000
あまり大きな数値を入れると停止してしまうし撮影時間も少なくなる、試行錯誤で高画質で安定し、実用的な記録時間が取れる、上記の数値に落ち着いた。
数値上は17Mbpsだが終始12Mbpsであたりで記録しているノーマル機が、改造後はこの様に平均26Mbpsをたたき出している。
50Mbpsにでも設定できるが、被写体によってはフリーズする場合もあるので、撮り直しが出来ない場合は危険だ。 BDにもこのままでは焼けないので、自身の運用では無駄に高いだけになってしまう。
改造ファームは何回でも当てられるし、ノーマルに戻すには公式ファームを当てるだけ、当分遊べそうである。
※注:GH1__001などのファイル名の、GH1の後のアンダーバーは半角ダブルアンダーバーを使う。
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上記書き込みは改造方法を明記したもので推奨したものではありません。 改造を行う事によって機器の不具合や破損や事故、また保障が受けられなくなる恐れがあります、行われる場合はご自身の責任判断で行いください。